今回はHAWK’S FACTORY製のM-Eマウントアダプタの改造の話です。
普段私は ソニーのNEX や α7Ⅱに ライカMマウントのレンズを装着して使う事が多い。というかα7Ⅱに関して言えば純正レンズを持っていない。そんなわけで台湾のHAWK’S FACTORY製の”LEICA-M L-M to SONY E-mount MACRO TUBE HELICOID”というヘリコイド付きのマウントアダプターを介してレンズをカメラ本体につけている。
しかしこのマウントアダプタ、NEX-5やNEX-6では全く問題がなかったのに、α7IIにつけるとどうもカメラが誤動作する。その誤動作というのはMFアシストを使っているときや設定画面で各種設定をしている途中でいきなり撮影画面に戻ってしまうこと。調子がよいと問題ないのだけれども、たまにそれが頻発して全然MFアシストが使えなくなってしまう。
これがなぜかと調べてみると、どうやらこのマウントアダプタを装着しているときだけ問題が起き、ヘリコイドを繰り出して接写のときは問題が起きないということを発見。どうやらヘリコイドの内側のところがカメラ側の電気接点と接触していることで変な現象が起きている事がわかった。
最近ではHAWK’S FACTORY社はα7に正式対応を謳ったものやVer5なるものがあるそうで、それだと直るのかもしれないけれど(僕がこのマウントを買ったのは2年以上前)、なんせお高い。というわけで、自分で改造することにした。
そしてα7Ⅱにこの改造マウントを介してMマウントレンズをつけると・・・なんと、誤動作の症状は改善!たった10分ほどの作業で問題なくこのアダプタが使えるようになって、我ながら感動した。